はじめに
「スマホ代、毎月いくら払っていますか?」
僕は社会人になるまで、親の名義で契約していたため、金額を意識することがありませんでした。
ところが、いざ自分で払うことになったとき――機種代込みで月1万円以上。
通信は安定しているし、「まあこんなもんか」と思っていたのですが、新社会人の1万円はかなりの高額。
毎月の固定費としては、正直かなりの負担でした。
そんな時に知ったのが格安SIM。
「安かろう悪かろうなんじゃないの?」と思いながらも試してみたら、通信品質は今までとほとんど変わらず、むしろ使えるギガ数は増加。
さらに月5,000円以上の節約にも成功しました。
今回は、僕が格安SIMに変えて感じたメリット・デメリット、そして実際におすすめできる格安SIMについてご紹介します。
スマホ代は一度見直せば、長期間にわたって大きな節約につながる固定費です。
節約できたお金を、前回ご紹介した貯蓄方法に回すもよし、投資の増額に充てるもよし。
今日がその見直しのきっかけになれば嬉しいです。(前回のご紹介内容が気になる方は最後にリンクを貼っていますのでそちらから確認してみてください!)
格安SIMとは?安い理由と仕組みを解説
「なんでそんなに安くできるの?」と思いますよね。
僕も最初は「同じスマホなのに、料金が半額以下になるって怪しくない?」と疑っていました。
でも仕組みを知れば納得です。
① 大手キャリアの回線を“借りて”運営している
格安SIMは、自分たちで巨大な通信設備を持っているわけではなく、大手キャリア(docomo・au・SoftBankなど)の回線を一部借りてサービスを提供しています。
この仕組みを**MVNO(仮想移動体通信事業者)**と呼びます。
自前で基地局を作らない分、設備投資にかかる費用を大幅にカットできるんです。
② 店舗や人件費が少ない
大手キャリアは全国に実店舗を構えていて、そこで契約やサポートをしています。
一方、格安SIMはオンライン契約が中心で、実店舗はほとんどありません。
店舗運営や人件費がかからない分、料金を安くできます。
③ プランがシンプル
格安SIMは基本的に「データ容量○GB+通話オプション」くらいのシンプルなプラン構成です。
大手のようにセット割や複雑なオプションをつけない分、運営コストも下がります。
💡 安い理由のまとめ
- 設備投資を抑えている
- 店舗運営費・人件費を抑えている
- プランがシンプルで管理コストが低い
もちろん、安い分だけ混雑時間帯(お昼や夜)に通信速度が少し遅くなることがあります。
でも、SNSや動画視聴、普段のネット検索なら問題なく使えるレベルです。
実際、僕も格安SIMに変えてからストレスを感じたことはほぼありません。
こんな仕組みを知ると、「料金が安いのは納得」ってなりますよね。
では次に、僕が実際に使って感じたメリット・デメリットをお話しします。
格安SIMのメリット・デメリット
メリット
① 月額料金が圧倒的に安い
僕の場合、大手キャリア時代は機種代込みで月1万円以上。
格安SIMに変えてからは、同じスマホを使い続けながら月5,000円以上の節約に成功しました。
年間で計算すると約6万円。旅行1回分や投資の追加資金にできる金額です。
② 通信品質は普段使いなら問題なし
正直、変える前は「速度が遅くなってストレスたまるんじゃ…」と思っていました。
でも、SNSやYouTube、ネット検索は大手キャリアの時とほぼ変わらない感覚です。
特に僕はオンラインのゲームなどをやっていますが、止まったり不自由になったことはほとんどありません。
③ プランがシンプルでわかりやすい
大手キャリアの時は「この割引って何?」「家族割は必須?」など、料金体系が複雑で正直よくわかっていませんでした。
格安SIMは「○GB+通話オプション」くらいのシンプルな構成で、自分の使い方に合ったプランを選びやすいです。
デメリット
① 混雑時間帯に速度が落ちることがある
お昼(12〜13時)や夜(18〜20時)など、人が多く使う時間帯は通信速度が少し遅く感じる時があります。
ただし、LINEやSNS、軽いWeb検索程度ならほとんど気にならないレベルです。
② 店舗サポートが少ない
大手キャリアのように街中のショップが多くないため、基本的にオンラインで契約や設定を行います。
スマホの設定に不安がある人には少しハードルが高いかもしれませんが、手順は公式サイトや動画でわかりやすく案内されています。
ちなみに僕は、UQモバイルにチャットで質問したことがありますが、とても丁寧に返答してくれました。
しかも別のプランやサービスを勧められることもなく、むしろ店舗より快適に感じたくらいです。
③ キャリアメールが使えなくなることが多い
「@docomo.ne.jp」や「@au.com」などのメールアドレスは使えなくなります。
ただし、今はGmailやYahoo!メールなど無料で使えるメールサービスが主流なので、移行さえしてしまえば困ることはほとんどありません。
💡 僕の感想
「変えてよかった」が正直な感想です。
通信品質は普段使いに十分、節約額は年間6万円以上。
唯一の不便は店舗サポートが少ないことですが、それを補って余りあるコスパだと感じています。
おすすめ格安SIM 4選(2025年版)
格安SIMといっても種類はたくさんあります。
ここでは、僕が実際に検討した中から、初心者でも選びやすい4社を紹介します。
① UQ mobile(au回線)
- 料金プラン例:くりこしプランM(15GB)…2,728円(税込)
- 通信品質:au回線で安定。格安SIMの中でも速度が安定していると評判
- 特徴:余ったデータは翌月に繰り越し可能
- おすすめポイント:店舗サポートもあり、オンラインサポートも丁寧。初心者向け
💬 僕の感想
現在メインで使っているのがUQ mobileです。以前使用していた回線がauだったこともあり、ポイントがたまるのがPontaだったため、au回線を継続したいと思って選びました。
結果、質問も丁寧で安心感があり、通信品質も満足しています。
② ahamo(ドコモ回線)
- 料金プラン例:20GB…2,970円(税込)
- 通信品質:ドコモ回線で安定。混雑時間帯も速度が出やすい
- 特徴:5分以内の国内通話無料が標準でついてくる
- おすすめポイント:シンプルな1プランで迷わない。速度重視の人におすすめ
③ LINEMO(SoftBank回線)
- 料金プラン例:ミニプラン(3GB)…990円(税込)
- 通信品質:SoftBank回線で安定
- 特徴:LINEギガフリー(LINEアプリのデータ消費ゼロ)
- おすすめポイント:スマホ代を極限まで下げたい人、LINE通話をよく使う人に向いている
④ 楽天モバイル(楽天回線+パートナー回線)
- 料金プラン例:3GBまで…1,078円(税込)、20GBまで…2,178円(税込)
- 通信品質:エリアによっては差があるが、改善中
- 特徴:使ったデータ量によって料金が変動
- おすすめポイント:楽天経済圏を利用している人やポイント還元を活用したい人向け
💡 まとめ:格安SIM選びのポイント
格安SIMを選ぶときは、今使っている回線をそのまま使う方法や、携帯料金で貯まるポイントの種類で選ぶ方法もおすすめです。
例えば僕はPontaポイントを貯めたかったので、au回線のUQ mobileを選びました。
こだわりがなければ、料金や特徴から自分に合っていそうなものを選んでOKです。
\PR/特別紹介:ahamo
もし僕がdポイントをメインで貯めていて、安心して使えるプランにこだわるなら、ahamoを選びます。
理由はシンプルで、20GBという容量とドコモ回線の安定感があれば、外出先で動画を見たりテザリングを使ったりしても不安がほとんどないからです。
さらに5分以内の通話無料が標準でついているので、急ぎの電話やちょっとした連絡なら追加料金を気にせず使えます。
例えば、
- 出張先や旅行先でも安定した通信を求める人
- カフェや移動中にPCテザリングをよく使う人
- 電話を使うけど無制限まではいらない人
こういった人にはぴったりです。
契約はオンラインで完結できるので、思い立ったときにすぐ切り替えられるのも魅力ですね。
ちなみに、今ahamoを他社から契約すると最大20,000円相当のdポイントがもらえるキャンペーンも実施中です。詳細は下記から確認できます!
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格安SIMへの切り替え手順
初めて格安SIMに切り替えるときは「難しそう…」と思うかもしれませんが、実はやることはシンプルです。
流れを知っておけば、半日〜1日で完了します。
① 現在の契約内容を確認する
まずは今のスマホがSIMロック解除できるか、そして契約の更新月や解約金の有無をチェックします。
最近は解約金がないプランも多いですが、念のため確認しておきましょう。
② 乗り換え先を決める
自分のスマホの使い方に合う格安SIMを選びます。
(前述の比較パートを参考にしてください!)
③ MNP予約番号を取得する
電話番号をそのまま引き継ぎたい場合は、現在契約しているキャリアからMNP予約番号を発行してもらいます。
電話やアプリ、オンラインで取得できます。
④ 申し込み&SIMカード到着
選んだ格安SIMの公式サイトや店舗で申し込みます。
数日後にSIMカード(またはeSIMのQRコード)が届きます。
⑤ 回線切り替え手続き
届いたSIMカードをスマホに挿入し、同梱の案内や公式サイトの手順に沿って回線切り替えを行います。
eSIMの場合はQRコードを読み取るだけでOK。
⑥ 設定を完了させる
APN設定(ネットワーク設定)をして、通信ができるかチェック。
これで格安SIMへの切り替えは完了です。
💡 ポイント
事前にバックアップを取っておくと安心。
また、切り替えのタイミングはスマホが使えない時間が1〜2時間程度発生する場合があるので、余裕のある日にやるのがおすすめです。
まとめ
スマホ代は毎月かかる固定費だからこそ、一度見直すだけで年間数万円の節約につながります。
僕自身、格安SIMに切り替えてから通信品質はほとんど変わらず、むしろ使用できるデータ量が増え、月々5,000円以上の節約ができました。
今回紹介したように、格安SIMは料金が安いだけでなく、自分の使い方に合わせて柔軟に選べるのも魅力です。
- 回線の安定性を重視する
- メインで貯めているポイントを優先する
- 料金の安さを最優先する
このように、条件を決めて選べば失敗しづらくなります。
ぜひこの機会に、自分のスマホ代を見直してみてください。
浮いたお金は、貯蓄や投資に回して将来の資産形成に活かせます。
🌱一緒に良い未来を創っていきましょう!!
📌 固定費の節約→資産形成の流れについては、前回の記事で詳しく解説していますので、あわせて読んでみてください。
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