はじめに
「気づけば給料日前、財布の中はスッカラカン…」
「貯金しなきゃと思ってるのに、気づいたら使い切ってしまう」
そんな経験、ありませんか?
実は、20代で“貯金ゼロ”という人は珍しくありません。
社会人になったばかりで収入が安定していなかったり、友達との付き合いや趣味にお金を使ったり…20代はどうしても出費が多くなりがちです。
貯蓄額区分 | 割合(%) |
貯蓄なし | 40.6 |
100万未満 | 21.9 |
100万~200万未満 | 11.0 |
200万~300万未満 | 6.9 |
300万~400万未満 | 5.1 |
400万~500万未満 | 2.4 |
500万~700万未満 | 4.6 |
700万~1,000万未満 | 2.8 |
1,000万~1,500万未満 | 1.4 |
1,500万~2,000万未満 | 0.3 |
2,000万~3,000万未満 | 0.3 |
3,000万以上 | 0.7 |
参考:「出典:金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)』」
でも、ここで行動を先延ばしにすると、30代・40代になったときに「もっと早く始めておけばよかった…」と後悔してしまうことも。
この記事では、貯金ゼロから抜け出すための最初の一歩を、初心者にもわかりやすく解説します。
今日からできる実践ステップを踏めば、お金を増やす土台が必ず作れます。
貯金ゼロから抜け出す必要性をやさしく解説
「お金がない」と思ったとき、まず頭に浮かぶのは「節約しなきゃ」や「副業始めなきゃ」かもしれません。
でも、その前に知っておきたいのは貯金ゼロが続くことのリスクです。
貯金ゼロが続くと起こりやすいこと
- 急な出費に対応できない
友達の結婚式や突然の病気・ケガ、実家への帰省費用など、予期せぬ支出は必ずやってきます。 - 選択肢が狭まる
引っ越しや転職、留学などチャンスが来ても「お金がないから無理」と諦めることに。 - 借金リスクが高まる
カードのリボ払いや消費者金融に頼らざるを得なくなり、さらに返済負担が増える悪循環に。
20代から始めるメリット
- 時間という最大の味方
貯金は一気に増やすより、少額をコツコツ続けるほうが負担なく貯まります。 - 小さな習慣が大きな差になる
20代で「使う前に貯める」習慣を身につければ、30代以降の資産形成が圧倒的にラクになります。
💡 ポイント:今は金額よりも“習慣作り”が大事。
たとえ月1,000円でも、まずは貯金を始める環境を整えることが将来の安心につながります。
最初にやるべきことは“お金の流れを見える化”すること
貯金ゼロから抜け出すには、まず自分のお金の使い道を把握することが最も大切です。
「どこにお金が消えているのか分からない…」状態では、いくら節約しても無駄が見えず、効果が出にくいからです。
家計の見える化でできること
- 無駄遣いの発見
- 固定費と変動費の整理
- 今後の貯金計画が立てやすくなる
たとえば「毎月いくらスマホやサブスクに使っているか」「飲み会やコンビニに使いすぎていないか」を数字で把握するだけで、改善ポイントが明確になります。
家計簿アプリを使う理由
- 自動で銀行口座やクレジットカードと連携してくれる
- グラフで支出状況をひと目で確認できる
- スマホで手軽に記録でき、続けやすい
💡 ポイント:紙の家計簿よりもアプリで「見える化」するほうが、続けやすくて正確です。
僕が実際に使ったおすすめアプリ
- Zaim
- マネーフォワードME(MoneyForward ME)
- Moneytree
それぞれの特徴や無料版・有料版の違いは、👉こちらの記事で詳しく紹介しています。
固定費の見直し+貯金の仕組み
お金の流れを把握できたら、次は無理なく貯金するための環境づくりです。
ポイントは「支出を減らす(固定費の見直し)」と「自動で貯まる仕組みを作る」の2つです。
1. 固定費の見直しで毎月の余裕を作る
固定費は、毎月必ずかかるお金です。
ここを見直すだけでも、毎月の貯金額がグッと増えます。
- スマホ料金 → 格安SIMに乗り換えるだけで数千円の節約に
- サブスク・定期購読 → 使っていないサービスは思い切って解約
- 家賃・光熱費 → 家賃交渉やプラン見直しで削減可能
💡 ポイント:小さな節約でも積み重ねると大きな金額に。
詳細は、👉固定費減らすガイドで紹介しています。
2. 貯金の仕組みを作る
おすすめは**「先取り貯金」と「自動積立」**です。
- 先取り貯金 → 給料が入ったら最初に貯金分を別口座へ移す
- 自動積立 → 銀行やアプリで毎月自動的に貯金
- 少額から始める → 最初は月1,000円でもOK。習慣化が大事
💡 ポイント:貯金は“無理に頑張る”より“仕組みで続ける”のが成功のコツ。
20代がやりがちな無駄遣いトップ5
お金の流れを把握して固定費を整えても、日々の小さな無駄遣いは意外と見落としがちです。
1. 衝動買い・セール依存
- 「安いから」とつい買ってしまう洋服や雑貨
- 改善策:購入前に24時間ルールを設ける
2. コンビニやカフェの小額出費
- 毎日のコーヒーやおやつが積もると意外と大きい
- 改善策:週1回まとめ買いや自宅で代替
3. 飲み会・交際費の積み重ね
- 付き合いだけで高額支出になりやすい
- 改善策:月予算を決めて上限内で調整
4. サブスク・定期サービスの放置
- 使っていない動画配信やアプリ課金
- 改善策:固定費見直しガイドで整理
5. ATM手数料や支払い遅延による無駄な出費
- 小さな手数料も長期間で積み重なる
- 改善策:口座やアプリで自動引き落とし設定
💡 ポイント:無駄遣いは一気に直す必要はありません。
まず「何に使っているかを把握」→「1つ改善」を繰り返すだけでも効果大です。
まとめ:今日からできる5ステップ
- お金の流れを見える化(家計簿アプリで収支を把握)
- 固定費を見直す(スマホ・サブスク・光熱費をチェック)
- 先取り貯金の仕組みを作る(少額からでもOK)
- 無駄遣いを少しずつ改善(衝動買い・コンビニ代など)
- 続けやすい習慣を作る(アプリや自動積立で仕組み化)
💡 ポイント:一度に完璧にやろうとせず、今日からできる小さな一歩を始めることが大事です。
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